ほくろ取りで失敗しないためのほくろ情報

ほくろとは?

幼少期の頃から、ずっとほくろが気になっていて、それがコンプレックスとなっている人はたくさんいると思います。
大人になって、悩みに悩んだ結果、ついにほくろ取りを決心した人もいることでしょう。
しかしその前に、ほくろについて少勉強しておくことをおすすめします。
ほくろのメカニズムについて知り、上手にほくろ取りをするようにしましょう。
そして今後、二度とほくろにお目にかからないようにしましょう。

体をよく見ると顔、手、足、お腹、背中など体のどこかに必ずほくろを見つけることができます。
この肌にできている黒ずんだほくろが、一体何であるのか正体を知っていますか?

ほくろは漢字で「黒子」と書き、医学用語では「色素性母斑」と呼ばれています。

皮膚には、メラニンという色素を持つ細胞があり、これを「メラノサイト」と呼びます。

紫外線などでメラノサイトは活性化され、それらが寄り集まってできたものがほくろです。
集まった場所が皮膚に近いと黒く表皮が盛り上がって見えます。
集まった場所が皮膚の奥の方であれば、ほくろは青みがかかって見えます。
これは「青色母斑」と呼ばれています。

ほくろは黒アザの一番小さいものであり、良性の皮膚病とされています。
大きさは、ごく小さいものもあれば、どこから見てもすぐにわかるくらい大きなものもあります。
色も肌色に近い薄いものもあれば、薄茶色、黒褐色、青色などさまざまです。

ほくろは幼少期の頃にできたものもあれば、もっと成長してから新たにできたものもあります。
これは、もともと幼少期から皮膚にあった色がなくて目立たないメラノサイトが、歳をとって日焼けなどの刺激や紫外線などでメラニンがどんどん作られていき、その結果、見えるようになったものなのです。

ほくろはできる場所も様々で、自分で見える所にあれば、見えない所にあるものもあります。
友人や恋人に言われて気がついた人もいることでしょう。
しかしほとんどの人が、ほくろがあることを気にしていると思います。
ほくろ取りは、今では簡単に誰でもトライできます。
しかし取るか取らないかは、ほくろのことをよく知った上で、そのほくろが自分にとって良いものなのか、悪いものなのかをよく判断して決めるようにしましょう。
そしてたとえ取ったとしても、今後ほくろのない生活をずっと続けていくためにも、きちんと予防対策をして過ごすようにしましょう。

ほくろはどうして増えるの?

体のあらゆる所でほくろは見られますが、時々、少し増えたような気がする思ったことはありませんか?
ほくろを気にしている人は、ほくろの数に敏感でしょうし、きっと今すぐにでもほくろ取りをしたいと、気が焦っている人もいることでしょう。
しかしほくろ取りをしてもまたほくろが増えたのでは、せっかくの努力が無駄になりますし、なんの解決にもなりません。
なので、なぜほくろが増えるのかそのメカニズムについてもよく知っておくようにしましょう。

ほくろには、生まれつきあるものと、遺伝子によるもので、思春期ぐらいまでにできる先天性のものと、思春期以降にできる後天性ものとがあります。

後天性のほくろは、メラノサイトが紫外線の刺激をうけて、メラニンがたくさん作られ、その結果できたものです。
よって紫外線を受ける量が多いほどメラニンがたくさん作られ、ほくろができる可能性が高くなります。

肌を紫外線から保護するために、体はメラニン色素を作り出します。
これがいわゆる日焼けのことです。
しかしメラニンを作るにあたって、メラノサイトが活性化しすぎたり、細胞が破壊されたり、紫外線や何らかの刺激を受けて異変を起こしたりする場合があります。
それでメラニンがどんどん増え続け、ほくろになってしまうのです。

ほくろができる原因のほとんどは紫外線ですが、紫外線だけがほくろができる原因ではありません。
化粧品、化学薬品、ストレス、怪我、ホルモン分泌などによってもできることがあります。
またブラジャーをきつくしめたり、靴の摩擦や、仕事などで体の特定の部分だけを圧迫し続けたりすると、メラノサイトに異変が起きてメラニンを作り続けることになり、ほくろができてしまうこともあります。
しかしこれらが原因でできたほくろは、自分自身がしないようにすれば防ぐことができる簡単なことです。
まずは身近な所から気をつけて、これ以上ほくろを増やさないようにしましょう。

ほくろ取りの種類と方法

「どうしてこんな所にほくろがあるのだろう?」と長いこと悩んでいる人はたくさんいることでしょう。
しかし最近はほくろ取りをし、そんな悩みをすっかり解消してハッピーな第二の人生を送っている人がたくさん増えてきているようです。

また、日に当たるたびに、ほくろが増えていっているような感じがする人もたくさんいると思います。
ほくろは一度できてしまうと、消えるものではありません。
ほくろができる場所も色も大きさなども、私達素人にはどうすることもできません。
そこで長い間、コンプレックスになるくらいほくろに悩まされている人の為に、ほくろ取りの方法と種類をいくつか紹介したいと思います。

まず、どこでほくろ取りをするかですが、美容外科や皮膚科などでほくろ取りをすることはできます。

ほくろ取りの方法は、ほくろの大きさや位置によって、色々と変わってきますが、短時間で簡単にできる炭酸ガスレーザー、Qスイッチヤグレーザーによる除去、電気メスでの除去、切りとって縫う切除縫合法、皮膚をくりぬくくりぬき法、ほくろを凍らせることによって除去する凍結療法があります。
そしてまた、最近はもぐさやクリームなどを使ってのほくろ取りも人気があるようです。

ほくろ取りの方法と種類はいろいろありますが、自分自身あるいは友達など素人の手によってのほくろ取りをするのだけはやめましょう。
自分自身でほくろ取りを行うと、殺菌などが傷口から入って化膿したり、炎症を起こしたりするので、この方法だけは絶対に避けてほしいです。
ほくろ取りは、短時間で簡単にでき、手軽な料金でできますので、後悔することにならないように、信頼できる病院やクリニックにてほくろ取りを行ってもらうようにしましょう。

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