舌のほくろ:ほくろ取りで失敗しないためのほくろ情報

舌にあるほくろ

舌にもほくろができるということを知っていますか?
舌にほくろができることは珍しく、稀なことですが、一般的に黒や紫色をしたほくろができるそうです。

では、「ほくろ取りはできるの?」と、疑問が浮かんできたことでしょう。
舌のほくろ取りをする場合は、皮膚にできたほくろと違って、美容外科では扱ってもらえません。
舌のほくろ取りに関しては、口腔外科を受診することをおすすめします。

しかし舌のほくろ取りをする前に、それが本当にほくろかどうかしっかりと判断してもらいましょう。
なぜなら、舌のほくろは癌になりやすく、ほくろと思っていたものが、癌であるという可能性が高いからです。

舌の血腫(血豆)と舌癌は、舌のほくろと間違われやすいです。
舌の血腫の場合は、舌の上にほくろと似た斑点のようなものが現れます。
5日くらいで消えるので、特に心配はいりません。
しかしそれが数日で大きくなってきたりすると、注意が必要です。
舌癌の可能性が高いので、たとえ痛みがなくても血腫が舌にできた時は必ず医者に診てもらって下さい。
素人判断では、かなり難しいですから。

また舌癌は、舌の両側にできやすく、形は不規則で、年齢は40歳以上の中年層に多くみられます。
舌癌は皮膚癌のように口の中が何らかの刺激をうけることによって、癌化するようです。
どんな刺激かというと例えば、虫歯、入れ歯、欠け歯による刺激、タバコ、アルコールによる刺激、口腔内の不衛生など。

予防策としては、口の中を常に清潔に保つこと、舌に余計な刺激を与えないことです。
今、舌のほくろ取りを考えている人は、口腔外科の医者に診てもらって特に何の問題もないのならば、あまり舌に負担をかけるようなことはしないほうがいいかもしれませんね。
舌のほくろ取りをすることによって舌が傷つき、大きな刺激を与えることになり、それによって癌化する可能性もありますから。

舌はとてもデリケートな部分です。
自分で判断せずに、口腔外科の医師とよく相談をして、ほくろ取りをするかしないか決断するようにしましょう。
場合によっては、ほくろ取りをしても特に何の問題もないと診断されるかもしれませんしね。